日経メディカルのロゴ画像

Lancet誌から
頸動脈の状態を図解で示すと予防効果が増加
健康的な生活習慣改善と服薬の遵守率に影響か

頸動脈の状態を図解で示すと予防効果が増加の画像

 禁煙、運動、スタチンや降圧薬の使用は、有効で低コストの心血管疾患予防法であることは知られているが、1次予防戦略はしばしば、失敗に終わる。主な原因は、患者と医師の1次予防ガイドラインの遵守が不良だからだ。スウェーデンUmea大学のUlf Naslund氏らは、頸動脈超音波検査の結果をシンプルな図にして患者と医師に示すと、1年後の心血管リスクが低下、または上昇が抑制されると報告した、結果はLancet誌電子版に2018年12月3日に掲載された。

 1次予防ガイドラインの遵守が不良となる理由の1つは、無症候の患者に自身の心血管リスクを理解させることが難しい点にある、そう考えた著者らは、頸動脈アテローム硬化について評価した超音波検査の結果を言葉で伝えるだけでなく、図に表してプライマリケア医と患者に提示すると、遵守率が高まるかどうかを検討した。

 オープンラベルのランダム化試験VIPVIZA試験は、Vasterbotten Intervention Programme(VIPプログラム)の一環として行われた。スウェーデン北部のVasterbotten郡で1990年に始まり、現在も進行中のVIPは、住民ベースの心血管疾患予防プログラムで、40歳、50歳、60歳の住民に参加を呼び

この記事を読んでいる人におすすめ