英国などで行われたASCOT試験は、アムロジピンとアテノロールの降圧治療比較と、アトルバスタチンとプラセボによる脂質降下治療を組み合わせたデザインのランダム化対照試験だ。London大学のAjay Gupta氏らは、同意が得られたASCOT試験参加者をさらに10年後まで追跡するASCOTレガシーコホート研究を行い、参加者の総死亡率と心血管死亡率を調べたところ、ベースラインから通算して中央値15.7年の追跡で、プラセボ群よりアトルバスタチン群の心血管死亡率が有意に低く、アテノロール群よりアムロジピン群の脳卒中死亡率が有意に低かったと報告した。結果はLancet誌電子版に2018年8月26日に掲載された。

 ASCOTの参加者は、年齢40〜79歳の高血圧がある男女で、心血管疾患の危険因子を3つ以上保有し、冠疾患の病歴がなく、狭心症の治療を受けておらず、3カ月以内の脳血管イベントがない人。1998年2月18日から2000年5月26日まで募集され、条件を満たした1万9257人をアムロジピン(必要に応じてペリンドプリルを併用)、またはアテノロール(必要に応じてベンドロフルメチアジドを併用)にランダムに割り付けた。さらに総コレステロールが6

ASCOT試験参加者をさらに10年追跡の画像

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