成人の急性期単極型大うつ病患者に処方されている21種類の抗うつ薬の有効性と忍容性を比較する、系統的レビューとネットワークメタアナリシスを実施した英Oxford大学のAndrea Cipriani氏らは、プラセボと比べれば全ての薬が有効だが薬剤間の有効性の差は小さく、抗うつ薬間の直接比較では有効性と忍容性に差が見られたと報告した。詳細は、Lancet誌電子版に2018年2月21日に掲載された。

 大うつ病の治療には、薬物療法と非薬物療法の両方が用いられているが、アクセスしやすさから、薬物療法が適用が非常に多い。抗うつ薬の選択はエビデンスに基づいて行われる必要があることから、著者らは、最新の情報も含めて、単極型大うつ病の成人患者の急性期の治療に用いられる抗うつ薬を比較することにした。

 コクランセントラル、CINAHL、Embase、LILACS、MEDLINE、MEDLINE In-Process、PsycINFO、各国の規制当局のウェブサイト、国際的な臨床試験登録などに2016年1月8日までに登録されていた研究の中から、欧米または日本で使われている、18歳以上の患者の急性期治療に用いられている第二世代の抗うつ薬17種類(アゴメラチン、ブプロピオン、シタロプラム

抗うつ薬の有効性と忍容性には差があるの画像

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