胸膜中皮腫の標準治療であるペメトレキセド+シスプラチン(PC)にベバシズマブを追加すると、全生存期間、無増悪生存期間の有意な延長が見られることが明らかになった。これは仏Caen大学のGerard Zalcman氏らが実施したオープンラベルの多施設無作為化フェーズ3試験Mesothelioma Avastin Cisplatin Pemetrexed Study(MAPS)の結果をまとめたもの。詳細はLancet誌電子版に2015年12月21日に報告された。
海外論文ピックアップ Lancet誌より
Lancet誌から
ベバシズマブの追加で胸膜中皮腫の生存延長
仏のフェーズ3試験で標準治療より2.7カ月延長
2016/01/20
大西 淳子=医学ジャーナリスト
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