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JAMA Otolaryngol Head Neck Surg誌から
過去20年で携帯電話関連の頭頸部外傷が急増
米国の横断研究で最もけがをしやすいのは13~29歳の世代

過去20年で携帯電話関連の頭頸部外傷が急増の画像

 米国Rutgers New Jersey医科大学のRoman Povolotskiy氏らは、National Electronic Injury Surveillance System(NEISS)データベースを用いて、1998~2017年に救急部門を受診した頭頸部外傷患者の症例を調べ、携帯電話の使用が受傷と関係していたケースを探し出して分析した。そして、外傷の発生率が高かったのは13~29歳の世代で、歩行中のメール使用など注意力散漫が原因と見られる患者が多かったと報告した。結果はJAMA Otolaryngol Head Neck Surg誌電子版に2019年12月5日に掲載された。

 これまでに報告されていた、携帯電話の使用に関係する外傷は、運転時に発生した事故がほとんどだった。著者らは今回、携帯電話の使用に関係するあらゆる頭頸部外傷の発生率、種類、機序について検討するために、レトロスペクティブな横断研究を計画した。

 米国の消費者製品安全委員会(CPSC)が運営するNEISSデータベースは、救急部門を持つ米国の病院の中から100施設を選んで、外傷患者データを収集している。患者の年齢、性別、人種、受傷部位、診断と性質、事故が起こった場所、関連する製品情報、事故状況の記述などのデータを集めて分

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