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JAMA Network Open誌から
医師の抑うつ症状とエラーに双方向性の関係
うつの医師はエラーを起こしやすく、エラーを起こした医師はうつになりやすい

医師の抑うつ症状とエラーに双方向性の関係の画像

 米国Michigan大学医学部のKarina Pereira-Lima氏らは、医師の抑うつ症状とその後の医学的エラー、および医学的エラーとその後の抑うつ症状の関係を調べた研究を対象とする系統的レビューとメタアナリシスを行い、これらの間に双方向性の関係が見られたと報告した。結果はJAMA Network Open誌電子版に2019年11月27日に掲載された。

 これまでに行われた、医師の抑うつとエラーの関係を検討した研究が示した関係の大きさにはばらつきがあり、また、これらの関係の方向性に関する研究は十分に行われていなかった。一方で、わずかながらも、医師の抑うつ症状を減らすための介入は、エラーの抑制に有効である、と報告している研究もあった。抑うつは、予防と治療が可能であることから、抑うつ症状を有する医師の中から、エラーリスクの高い人を同定して介入すれば、医師の健康状態と患者の安全の両方を改善できる可能性がある。

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