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JAMA Intern Med誌から
DOACsはワルファリンより骨折リスクが低い
非弁膜症性心房細動患者のコホート研究で特にアピキサバンはリスクが低い

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 米国Minnesota大学公衆衛生学部のPamela L. Lutsey氏らは、非弁膜症性の心房細動(AF)で抗凝固療法を開始した患者を対象に、薬剤別の骨折リスクを比較するコホート研究を行い、ワルファリンに比べ直接経口抗凝固薬(DOACs)の方が骨折リスクは低く、この利益はアピキサバン使用者で顕著だったと報告した。結果はJAMA Intern Med誌電子版に2019年11月25日に掲載された。

 ワルファリンは骨折リスクを増加させることが懸念されているが、DOACsの方が骨折リスクが低いかどうかは研究によって結果が異なり、4件の研究を調べた2019年のメタアナリシスでは、ワルファリンとDOACsで有意差がなかった。脳梗塞や心原性塞栓の予防効果が同等と見なせるなら、骨折リスクについてもワルファリンとの比較に対する関心が高まっている。

 そこで著者らは、非弁膜症性AF患者では、ワルファリンよりもDOACsの方が骨折リスクは低いという仮説について検証するため、診療報酬請求データベースであるMarketScanから情報を得て、コホート研究を実施した。

 最初に保険請求データからICD-9CMコードを調べ、入院患者では最低1回、外来患者では2回AFと診断されていた患者を抽出した。そして心

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