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JAMA Network Open誌から
リファンピシンは下肢切断リスクを減らす
糖尿病性足潰瘍が進行して骨髄炎を発症した患者のコホート研究

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 米国VA Northeast Ohio Healthcare SystemのBrigid M. Wilson氏らは、退役軍人を対象とするコホート研究を行い、糖尿病性足潰瘍が進行して骨髄炎を発症した患者の抗菌薬レジメンにリファンピシンを加えると、2年後までの死亡または下肢切断のリスクが有意に低下すると報告した。結果はJAMA Network Open誌電子版に2019年11月22日に掲載された。

 糖尿病と診断された患者の15%が、足潰瘍を経験すると報告されている。足潰瘍の合併症として感染症を発症した患者の20~60%がその後、糖尿病性足骨髄炎(DFO)を経験する。感染が骨にも広がった状態のDFO患者の下肢切断リスクは、骨髄炎を発症せずに済んだ患者の約4倍になることが知られている。

 DFO治療のための抗菌薬レジメンは様々で、たとえば米退役軍人保健局(VHA)の診療記録を調べたところ、DFO患者の1%以上に適用されていたレジメンが17種類見つかった。個々のレジメンに関するデータは不十分で、有効性の比較は困難だった。

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