日経メディカルのロゴ画像

JAMA誌から
片頭痛の急性期治療にubrogepantは有望
カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)受容体拮抗薬の臨床試験

片頭痛の急性期治療にubrogepantは有望の画像

 米国Albert Einstein 医科大学のRichard B. Lipton氏らは、中等症から重症の片頭痛発作に対する急性期治療として、経口カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)受容体拮抗薬のubrogepantの有効性と忍容性をプラセボを対照に評価する臨床試験を行い、ubrogepant群は2時間後の痛み解消と症状改善が見られた患者の割合が高かったと報告した。結果はJAMA誌2019年11月19日号に掲載された。

 全世界に片頭痛患者はおおよそ10億人いると推定されている。片頭痛の症状は、身体的健康、精神的健康のみならず、他者との関係や、仕事、収入など、生活のあらゆる面にネガティブな影響を及ぼす。急性期治療にはトリプタンやNSAIDsなどが適用されるが、禁忌であったり、効果が不十分だったり、有害事象があったりして、既存の治療に満足していない患者が多い。

 カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)受容体拮抗薬のubrogepantは、用量を調べるフェーズ2試験で、25mg群、50mg群、100mg群で2時間後に痛みが解消している患者の割合がプラセボ群よりも有意に高かったことから、フェーズ3試験が計画された。

 対象は、国際頭痛分類第3版β版(ICHD-3β)の基準を満た

この記事を読んでいる人におすすめ