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JAMA Network Open誌から
インターロイキン阻害薬の有害事象を調べる
メタアナリシスでプラセボ群より重篤な感染症、日和見感染、癌のリスクが増加

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 米国Arizona大学のJawad Bilal氏らは、ランダム化比較試験(RCT)を対象にした系統的レビューとメタアナリシスを行って、インターロイキン(IL)阻害薬を使用しているリウマチ性疾患患者の重篤な感染症、日和見感染、癌のリスクを評価し、これら3疾患のリスクはいずれも、プラセボを使用した患者に比べ有意に高かったと報告した。結果はJAMA Network Open誌電子版に2019年10月18日に掲載された。

 ILは、免疫系の調節と炎症において中心的な役割を果たすサイトカインだ。米国ではIL-1阻害薬、IL-6阻害薬、IL-12/23阻害薬、IL-17阻害薬が、リウマチ性疾患の治療に用いられている。一般に有効性を調べた臨床試験では、まれな有害事象を検出するにはサンプルサイズが小さいことが多い。そのため、免疫抑制に伴う感染症や癌のリスクついては十分なデータがなかった。

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