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JAMA Network Open誌から
ロタウイルスワクチンは腸重積を増やさない
ワクチンとプラセボを比較したRCTの系統的レビューとメタアナリシス

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 中国南京大学のHai-Ling Lu氏らは、ロタウイルスワクチン腸重積のリスクを明らかにするため、ワクチンとプラセボを比較したランダム化比較試験(RCT)の系統的レビューとメタアナリシスを行い、ワクチンによるリスク上昇は見られなかったと報告した。結果は、JAMA Network Open誌電子版に2019年10月4日に掲載された。

 ロタウイルスワクチンは、乳幼児のロタウイルス関連の胃腸炎の発生と重症化や死亡リスクを減らすことが報告されている。一方で、WHOワクチン安全性諮問委員会(GACVS)は、ロタウイルスワクチンが腸重積症のリスク上昇に関係する可能性を指摘している。

新生児や乳児を対象に、腸重積の発症とロタウイルスワクチンの関係について検討するRCTが数多く行われたが、結果は研究により異なっていた。使用されたワクチンの種類が異なり、行われた場所や対象となった小児集団の特性も異なっていたことなどが結果に影響を及ぼした可能性はあるが、確かな理由は不明のままだ。そこで著者らは、ロタウイルスワクチンと腸重積の関係を明らかにするために、系統的レビューとメタアナリシスを行うことにした。

 PubMed、Web o

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