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JAMA Network Open誌から
楽観的な人は心血管リスクと総死亡率が低い
楽観的なスコアが最も低い群と高い群を比較した研究のメタアナリシス

楽観的な人は心血管リスクと総死亡率が低いの画像

 楽観主義と悲観主義は、心血管疾患や総死亡率の修正可能な危険因子である可能性が考えられる。米国Mount Sinai St. Luke's HospitalのAlan Rozanski氏らは、これから良いことが起こるという考えに代表される楽観性の程度と、その後の心血管イベントや総死亡の関係を調べたコホート研究を対象として、系統的レビューとメタアナリシスを行い、楽観性が高い人のリスクが低かったと報告した。結果は、JAMA Network Open誌電子版に2019年9月27日に掲載された。

 ネガティブな情動や慢性的なストレス状態が、有害な心血管アウトカムに関係することを示したエビデンスは既にある。しかし、楽観主義と悲観主義が心血管イベントリスクに与える影響に関する検討は十分には行われていなかった。そこで著者らは、楽観主義や悲観主義と心血管イベントや総死亡の関係を調べた研究を対象に、系統的レビューとメタアナリシスを試みることにした。

 PubMed、Scopus、PsycINFOに2019年7月2日までに登録されていた研究の中から、楽観主義と総死亡率や心血管イベントの関係を調べており、共変数を補正した相対リスクやハザード比と95%信頼区間を報告していた研究を選び出した。癌患者を対象

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