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JAMA Neurology誌から
MRI拡散強調画像で脳梗塞再発リスクを予測
TIA患者の虚血病変を見つけstroke mimicsを除外する

MRI拡散強調画像で脳梗塞再発リスクを予測の画像

 一過性または軽度の神経症状を訴えて、救急受診した患者については、脳の虚血があるかどうかを評価し、リスクを層別化する必要がある。カナダCalgary大学のShelagh B. Coutts氏らは、発症から8日以内に頭部MRI検査で拡散強調画像を撮影すると、脳梗塞の再発リスクが高い患者と、stroke mimicsなど虚血のリスクが低い患者を識別できると報告した。詳細は、JAMA Neurology誌電子版に2019年9月23日に掲載された。

 急性で一過性の、または軽症の神経症状を経験した患者の50%以上が、脳卒中類似症状を呈するstroke mimics(SM)であり、それらの患者の予後は良好だ。一方、米国人の一過性脳虚血発作(TIA)または軽症脳卒中患者は、10~17%が90日以内に脳卒中の再発を経験している。従って患者のリスクを適切に見極めることが望ましいが、病歴と臨床症状だけでは、専門医でも正確な判定は難しい。

 頭部MRI検査の拡散強調画像は、虚血の検出に優れた方法であり、ハイリスク患者を同定するのに役立つと考えられる。そこで著者らは、軽度の局所神経症状を示したが、臨床評価では低リスクと見なされた患者を対象に、MRIの拡散強調画像における制限拡散(DWI

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