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JAMA Network Open誌から
高血圧と高血糖はAVブロックの危険因子にも
ペースメーカーが必要な患者を減らすための研究

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 房室ブロックを治療するためにペースメーカー植込み術を受ける患者が、世界的に増加している。フィンランドPaijat-Hame中央病院のTuomas Kerola氏らは、房室ブロックの危険因子を明らかにするために住民ベースのコホート研究を行い、心筋梗塞やうっ血性心不全などの病歴に加えて、修正可能と思われる危険因子は収縮期高血圧と空腹時高血糖だったと報告した。結果はJAMA Network Open誌電子版に2019年5月24日に掲載された。

 房室ブロックの原因は、刺激伝導系に生じた特発性の線維症にある場合が多い。房室ブロックを予防するためには、まず危険因子を明らかにする必要があると考えた著者らは、フィンランドの地域在住の人々を対象にコホート研究を実施した。

 Mini-Finland Health Surveyは、同国民の健康状態を調べる研究の一環として実施された研究だ。1978年1月1日から1980年12月31日まで参加者を募集し、ランダムに選ばれた住民を訪問して質問票によるインタビューを行い、後にクリニックを受診してもらい健康評価を行った。年齢30歳以上の8000人がインタビューを受け、7217人が外来での健康評価を受けている。このうち既に房室

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