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JAMA Network Open誌から
100%ジュースでも死亡リスクは上昇する
総摂取カロリーに占める飲料の糖分が少ない人と多い人のリスク比較

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 加糖飲料の摂取と心血管リスクの関係についてはこれまでにも報告があった。米国Emory大学のLindsay J. Collin氏らは、脳卒中の危険因子を調べたコホート研究(REGARDS)のデータを利用して、米国の人々の加糖飲料と100%フルーツジュースの摂取量と死亡率の関係を調べ、これらの飲料をたくさん飲む人は死亡リスクが高かったと報告した。結果はJAMA Network Open誌電子版に2019年5月17日に掲載された。

 これまでの研究は、多くが加糖飲料にのみ目を向けており、100%フルーツジュースと心血管疾患の関係や、これら飲料と死亡リスクの関係は明らかではなかった。100%ジュースも、加糖飲料と同様に成分のほとんどが水と糖分であるため、栄養的にはほぼ同様だ。ただし、ジュースにはビタミンやファイトケミカルが含まれている。

 著者らは、加糖飲料と100%ジュースのいずれかを単独で摂取した場合、または両方を摂取した場合の死亡リスクとの関係を検討するために、REGARDS(Reasons for Geographic and Racial Differences in Stroke)研究に参加したのデータを事後解析することにした。

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