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JAMA Network Open誌から
デノスマブとアレンドロン酸の骨折予防効果に有意差なし
デンマークの大規模コホート研究で3年間の骨折予防効果を比較

デノスマブとアレンドロン酸の骨折予防効果に有意差なしの画像

 デンマークAarhus大学病院のAlma B. Pedersen氏らは、デノスマブとアレンドロン酸の骨粗鬆症性骨折の予防効果を、同国の実際の診療データを利用して比較し、これらの薬を3年間の使用した場合の、股関節骨折とあらゆる骨折のリスク減少効果には差が見られなかったと報告した。結果は、JAMA Network Open誌電子版に2019年4月19日に掲載された。

 これら薬剤の有効性について直接比較したランダム化試験では、アレンドロン酸に比べデノスマブのほうが骨密度の改善効果は高いことが示されている。しかし、骨密度の増加と骨折リスクの低下の関係は示されているが、骨折予防効果に与える影響の大きさは明らかではなかった。1年以内の骨折リスクを副次評価項目にした小規模な試験では、両群の差はなかったと報告されている。

 そこで著者らは、デンマーク国民の診療情報を登録している複数のデータベースを関連づけて、日常診療において、アレンドロン酸とデノスマブの使用を開始した患者の股関節骨折とあらゆる骨折のリスクを比較する前向きコホート研究を計画した。

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