超加工食品の摂取量が多いことが、感染症を除く多くの疾患の発症率を高めることを示すエビデンスが蓄積されつつある。パリ13大学(フランス)のLaure Schnabel氏らは、現在も進行中のコホート研究NutriNet-Sante Studyのデータを解析し、超加工食品の摂取量増加が45歳以上の成人の総死亡率の上昇に関連していたと報告した。結果はJAMA Intern Med誌電子版に2019年2月11日に掲載された。

 超加工食品は一般に、エネルギー摂取量が高く、精製された炭水化物や飽和脂肪酸、食塩を豊富に含む一方で、食物繊維の含有量は少なく、食品添加物などを多く含む。これまでの研究から、超加工食品の摂取は、脂質異常症、肥満、高血圧、癌のリスクを上昇させることが示唆されている。しかし、超加工食品と総死亡率の関係については、まだ検討されていなかった。そこで著者らは、フランスのコホート研究のデータを用いて分析することにした。

 NutriNet-Sante Studyは2009年5月11日に始まり、現在も進行中のコホート研究だ。ウェブベースで参加者に回答してもらう方式で、18歳以上のボランティアの健康状態などを調べ、10年間追跡する予定だ。参加

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