早期離床と歩行開始は、大手術を受けた患者の回復において重要だ。米Cedars-Sinai Medical CenterのTimothy J. Daskivich氏らは、術後の覚醒時点から患者の手首にウェアラブル活動量計を着けてもらい、退院までの歩数をモニターして、入院期間延長リスクとの関係を検討する前向きコホート研究を実施し、こうしたデバイスの有用性を報告した。詳細は、JAMA Network Open誌電子版に2019年2月1日に掲載された。

 術後の入院期間の歩行状態は、臨床的な転帰(深部静脈血栓塞栓症など)や効率的な転帰(医療費や入院期間など)との関連が知られている。しかし、医師や看護師が患者の1日の歩行を正確に把握することは難しい。そこで著者らは、ウェアラブルな活動量計を用いて、手術の種類毎に患者の術後1日当たりの歩数のばらつきを調べ、歩数に関する医師の指示と測定値の関係と、歩数と入院期間延長リスクの関係について検討することにした。

 分析の対象は、Cedars-Sinai医療センターで、2016年7月11日から2017年8月30日までに、8種類の手術(肺葉切除術、胃バイパス術、人工股関節置換手術、ロボット支援膀胱摘除術、開腹による結腸切

術後の歩数カウントにウェアラブル機器が有効の画像

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