レベチラセタムは抗てんかん薬として広く処方されているが、最大で16%の患者に有害事象としての精神症状が見られ、治療を継続することができない。カナダCalgary大学のColin B. Josephson氏らは、英国のプライマリケアデータベースを利用したコホート研究を行い、精神症状のリスク予測モデルの構築を試みた。結果は、JAMA Neurology誌電子版に2019年1月28日に報告された。

 著者らはまず、MEDLINEとEmbaseから、レベチラセタムの有害事象を報告している論文を検索して、予測因子の候補になり得るものをピックアップした。136件の論文が、レベチラセタムの有害事象と関連がありそうだと報告していたのは、熱性痙攣の病歴、てんかん重積状態、てんかん病歴の長さ、精神や行動問題の併存疾患、認知機能障害、だった。このほかに、著者が予測因子になり得る可能性があると考えたものを追加し、36の変数候補について検討することにした。

 候補の絞り込みはデルファイ法を用いた。中央値で10.5年の経験を持つ12人の専門医に、変数候補を1(まったく重要ではない)から5(極めて重要)までの5段階でスコア評価してもらった。スコアの中央値が4~5の候補は予測モデルに組み入

レベチラセタムの有害事象予測モデルの画像

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