米国成人の食物アレルギーの有病率やアレルゲンの種類などについて検討する横断的な調査を行った米国Northwestern大学のRuchi S. Gupta氏らは、米国では成人の10人に1人が食物アレルギーだが、5人に1人が自分は食物アレルギーだと信じており、医師から診断を受けているのは20人に1人であることが示唆されたと報告した。結果はJAMA Network Open誌電子版に2019年1月4日に掲載された。

 小児の食物アレルギー有病率については各国でさまざまに検討されているが、成人の食物アレルギーの有病率や重症度などに関する情報は少ない。小児期の食物アレルギーには、自然寛解するものと、成人後も持続するものがある。また、アレルギーの中には成人になってからの方が発症しやすいと考えられるものもある。しかし、これらはCDCの国民健康栄養調査やFDAの食品安全性調査の中で部分的に調べられているにすぎない。

 そこで著者らは、シカゴ大学の社会調査機関であるNORCのAmeriSpeakパネルに登録された人と、Survey Sampling International(SSI)パネルに登録された人の中から、米国の人口統計を反映する割合でサンプリングした世帯のメンバーを抽出する横断調査を計画した。調査

米国成人の食物アレルギー有病率は10.8%の画像

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