未破裂の嚢状脳動脈瘤に対する予防的な介入のための血管内治療技術が進歩している。最新の技術を含む血管内治療(EVT)と手術合併症のリスクと致死率(CFR)を明らかにするために、系統的レビューとメタアナリシスを行ったオランダUtrecht大学のAnnemijn M. Algra氏らは、EVTの合併症リスクは4.96%、CFRは0.30%、手術の合併症リスクは8.34%、CFRは0.10%だったと報告した。結果は、JAMA Neurology誌電子版に2018年12月28日に掲載された。

 一般集団における未破裂の嚢状脳動脈瘤の有病率は約3%と報告されている。近年、脳のイメージング技術の向上と適用の拡大により、動脈瘤が偶然発見される患者が増えている。未破裂脳動脈瘤の多くが無症候だが、一部は破裂して、くも膜下出血を引き起こす。EVTまたは手術を予防的に行えば、くも膜下出血のリスクは低下するが、どちらも重篤な合併症を引き起こす可能性がある。現在のところ、予防的な介入を行うかどうかは、破裂リスクと合併症のリスク、余命、患者の不安の程度などを勘案し、決定されている。


未破裂脳動脈瘤治療の合併症と致死率の画像

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