片頭痛2型糖尿病の関係を明らかにするために、フランスで行われた住民ベースの前向きコホート研究E3Nに参加した女性の情報を分析したINSERMのGuy Fagherazzi氏らは、活動性の片頭痛がある女性の2型糖尿病発症リスクは、片頭痛歴のない女性よりも有意に低く、2型糖尿病発症者集団を分析すると、発症前の24年間に活動性片頭痛の有病率が直線的に低下していたと報告した。結果はJAMA Neurolgy誌電子版に2018年12月17日に掲載された。

 片頭痛は生殖年齢の女性に多く見られ、閉経後には有病率が低下する。これまでに行われた研究で、片頭痛、特に前兆を伴う片頭痛が、脂質異常症や高血圧の存在、また、フラミンガム冠疾患リスクスコアの上昇と関係することが示されていた。また、片頭痛がインスリン抵抗性と2型糖尿病に関係することを示唆した報告もあった。しかしこれまで、片頭痛と糖尿病の関係を明らかにすることを目的とした研究はほとんど行われていなかった。

 著者らは、E3Nの参加者を対象に、片頭痛と2型糖尿病の関係を調べることにした。1990年にはじまったE3N研究は、1925~1950年に生まれた女性9万8995人を対象にしたコホ

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