内視鏡によるスクリーニングで異常なしと判定された人の、その後の大腸癌発症リスクと大腸癌による死亡のリスクを、スクリーニングを受けていない人々と比較する大規模な後ろ向きコホート研究を実施した、米Kaiser Permanente Northern CaliforniaのJeffrey K. Lee氏らは、陰性判定から10年後以降も、大腸癌発症リスクと死亡リスクは同年代の一般住民より有意に低かったと報告した。結果はJAMA Intern Med誌電子版に2018年1月17日に掲載された。

 米国の大腸癌スクリーニングに関するガイドラインは、内視鏡によるスクリーニングで異常なしと判定された患者が、再度スクリーニングを受けるのは10年後でよいとしているが、この推奨を支持するエビデンスは限られていた。そこで著者らはスクリーニング陰性判定から10年後の大腸癌リスクを、地域の一般住民と比較することにした。

 米国の医療保険団体であるKaiser Permanente Northern Californiaの400万人を超える加入者の中から、1998年1月1日から2016年12月31日までに大腸癌スクリーニングの対象となる50〜75歳で1年以上の加入歴があり、大腸癌リスクレベルが平均

大腸癌スクリーニング陰性の効果は続くか?の画像

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