経口抗凝固薬を使用している患者には、しばしば上部消化管出血が生じる。個々の抗凝固薬をPPI併用あり/なしで投与した場合の、上部消化管出血による入院の発症率を比較するために後ろ向きコホート研究を実施した米Vanderbilt大学医学部のWayne A. Ray氏らは、入院率はリバーロキサバン投与群が最も高くアピキサバン投与群が最も低く、どの抗凝固薬もPPIを併用すると上部消化管出血による入院リスクは減少していたと報告した。結果はJAMA誌電子版に2018年12月4日に掲載された。

 NOAC(非ビタミンK経口抗凝固薬)を用いた抗凝固療法に伴う有害事象の1つに、上部消化管出血がある。一方、プロトンポンプ

PPI併用で抗凝固治療に伴う消化管出血は減少の画像

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