医師患者関係を良好にし、より適切ケアを行うためには、患者から医師への情報提供が欠かせないが、患者が特定の情報を医療従事者に告げないことは少なくない。米Middlesex Community CollegeのAndrea Gurmankin Levy氏らは、インターネットを用いた調査を行い、どんな情報を提供しないのか、なぜ隠すのかについて検討し、結果をJAMA Network Open誌電子版に2018年11月30日に報告した。

 患者は時として医師に嘘をつくことが知られている。例えば、自己申告する飲酒量は実際の量の半分で、運動量は2倍だと言われている。こうした患者の嘘について検討した研究はわずかしかなく、患者が事実を伝えることを躊躇するのはどのような情報なのかは明らかではなかった。そこで著者らは、患者のケアに必要な基礎的な情報に焦点を当て、それらを担当医に告げない頻度とその理由を明らかにするために、オンラインサーベイを行った。参加者には謝礼を提供した。

 対象は、インターネットユーザーから、米国人の性別、年齢、人種などの割合を反映するよう非確率抽出した。最初にAmazon社のMechanical Turk(MTurk)を用いて2015年3月16日から30日まで18歳以上の成人に参加を呼びかけ

患者はなぜ医師に真実を告げないのか?の画像

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