英国Oxford大学のShiraz Badurdeen氏らは、系統的レビューとメタアナリシスを行い、臨床状態が安定しているならば、早産児低出生体重児でも正期産児と同様に、生後7日以内にBCGを接種しても有効性と安全性に差はなかったと報告した。結果はJAMA Pediatrics誌電子版に2018年11月26日に掲載された。

 正期産の場合は新生児期から乳児期のBCGワクチン接種が推奨されている。BCGは生ワクチンであるため、HIV感染などの免疫不全がある場合は接種を控えることが推奨され、化膿性リンパ節炎などを減らすため、新生児や乳児への接種量は小児の半量にすることが推奨されている。一方、早産児や低出生体重児への接種は、正期産児よりも時期を遅らせるべきなのかどうかについてはガイドラインも見解が一致していない。

 そこで著者らは、早産児や低出生体重児を対象に、生後7日以内にBCGを接種した場合と、8日目以降に接種した場合の安全性と免疫原性、結核予防効果などを比較するために、系統的レビューとメタアナリシスを実施した。Medline、Embase、Global Healthデータベースに2017年8月8日までに登録されていた研究の中から、37週未満の

早産児でもBCG接種時期を遅らせる必要はないの画像

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