スウェーデンLund大学のMoman A. Mohammad氏らは、同国全土で16年間に渡って取得した気象データと日々の心筋梗塞(MI)発症率の関係を検討し、気温が低い、気圧が低い、風側が強い、日照時間が短い、などの気象要因がMIリスク上昇に関係していたと報告した。研究結果は、JAMA Cardiology誌電子版に2018年10月24日に掲載された。

 これまでの研究で、気温が低い日と降雪があった日はMIの発症率が高いことが報告されている。しかし、外気温と降雪量以外の気象条件の変動も、幅広く考慮に入れた研究はほとんどない。そこで著者らは、スウェーデン気象・水分研究所がまとめている気象データと、同国の心疾患患者登録データベースのSWEDEHEARTのデータを結びつけ、MIの発症と気象条件の関係を探ることにした。

 スウェーデン気象・水分研究所は、同国内の132個所に気象観測所を設けており、患者が入院した冠動脈ケアユニットに最も近い気象観測所のデータを照合することにした。照合する期間は、1998年1月1日から2013年12月31日まで。考慮する気象条件は、毎日の平均気温、最低気温、最高気温、風速、日照時間、気圧、湿度、降雪量や降雨

心筋梗塞リスクが最も高い気象条件は低気温の画像

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