高齢者に多い非外傷性の孤立性硬膜下血腫は、再手術が必要になる患者が少なくない。米Weill Cornell医科大学のJared Knopman氏らは、治療後の血腫の再発と再手術率を調べるために、米国外科学会のNational Surgical Quality Improvement Program(NSQIP)とメディケアのデータを調べ、初回手術から30〜90日以内に再手術を受ける患者の割合は5〜10%程度だったと報告した。結果は、JAMA Network Open誌電子版に2018年10月19日に掲載された。

 硬膜下血腫のサイズが大きい患者や症候性の患者には血腫除去術が行われるが、高齢者では打撲などの明らかな外傷歴がないのに、血腫が再貯留する例が少なくない。こうした患者の最適な疾患管理は、非外傷性の硬膜下血腫のナチュラルヒストリーをもとに治療法の選択を考えるべきだが、初回手術後の再発率などに関する信頼性の高いデータはなかった。そこで著者らは、初回の除去術後の再手術率を明らかにするために、2種類の異なる大規模コホートのデータを調べることにした。

 対象は、米国外科学会のNSQIPに2012年1月1日から2015年12月31日までに登録されていたデータと、メディケア診療報酬

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