膀胱炎を繰り返す女性には、再発予防法として、水分摂取量を増やすことが勧められる。この戦略が有効かどうかを検討するオープンラベルのランダム化対照試験を実施した米Miami大学のThomas M. Hooton氏らは、再発リスクが高い女性に1日に1.5L余分に水を飲むよう指示すると、対照群よりも1年間の再発率が減少したと報告した。データはJAMA Intern Med誌電子版に2018年10月1日に掲載された。

 合併症のない急性膀胱炎は、女性に最も多く見られる感染症の1つで、女性の半数以上が生涯に1回以上経験する。初回の膀胱炎後、約27%の女性が6カ月以内に再発を経験する。ヒトへの抗菌薬投与の約15%は、尿路感染症の治療用と推定されており、その中には膀胱炎の再発予防目的の投与も含まれている。抗菌薬の使用量増加と耐性菌対策の観点から、抗菌薬を使用しない尿路感染症対策が求められている。

 膀胱炎を繰り返す女性には、水の摂取量を増やすことが推奨されている。細菌尿の希釈と膀胱洗浄が再発予防に役立つと考えられるからだ。しかし、水分摂取量と尿路感染症の関係を検証したエビデンスはほとんどなかった。そこで著者らは、膀胱炎

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