妊娠24〜31週で早産した母子について、子宮収縮抑制薬を投与された場合と使用しなかった場合の、新生児死亡率や脳室内出血(IVH)の発生率を比較したフランスRouen大学病院のGaelle Pinto Cardoso氏らは、子宮収縮抑制薬を使用したグループの方がリスクが低かったと報告した。結果はJAMA Network Open誌電子版に2018年9月21日に掲載された。

 子宮収縮抑制薬が、早産児死亡や合併症に及ぼす影響を検討するプラセボ対照試験は、これまで行われていない。しかし、早産リスクが高い妊婦に対して、48時間以内の分娩のを減らすために、子宮収縮抑制薬が広く投与されている。

 フランスでは、アトシバンとニフェジピンが子宮収縮抑制薬の第1選択となっている。ニカルジピンもいくつかの施設で使用されている。アトシバンとニフェジピンが母親に及ぼす可能性のある有害事象についてはよく知られており、発生率はアトシバンよりニフェジピンのほうが高い。一方で、子宮収縮抑制薬を妊婦に投与すると胎児循環に移行するため、これらの薬剤の胎児への安全性については懸念が残っていた。

 そこで著者らは、早産妊婦に対するこれら子宮収縮抑

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