運動量とその後のパーキンソン病(PD)発症との関係を調べる系統的レビューとメタアナリシスを行った中国浙江大学のXuexian Fang氏らは、男性では運動量が多い人ほどPD発症リスクが減少していたと報告した。結果はJAMA Network Open誌電子版に2018年9月21日に掲載された。

 パーキンソン病(PD)は加齢関連の神経変性疾患で、進行性の運動障害を特徴とする。神経変性疾患の中では、アルツハイマー病に続いて2番目に多く見られる病気で、65歳以上の有病率は1%を超える。PDには遺伝的な要因と環境要因が関係すると考えられており、身体活動量のような修正可能なライフスタイル要因もリスクに関連することが示唆されている。しかし、身体活動量とPD発症リスクの間の用量反応関係を総合的に評価した研究はこれまでなかった。そこで著者らは、定量的に運動量を評価していたプロスペクティブなコホート研究の系統的レビューとメタアナリシスを計画した。

 PubMed、Embase、Web of Scienceから、2018年2月までにピアレビュー誌に報告された論文の中から、ベースラインでの運動量を定量的に測定し、PD発症リスクの95%信頼区間を報告していた研究を選び出し

運動はパーキンソン病発症リスクを減らすの画像

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