台湾の中国医薬大学のKuan-Pin Su氏らは、エイコサペンタエン酸(EPA)やドコサヘキサエン酸(DHA)などの、オメガ-3系の多価不飽和脂肪酸(PUFA)の摂取と、不安症状の関係を調べた研究を抽出して、系統的レビューとメタアナリシスを行い、これらの脂肪酸の摂取が不安症状を軽減することが示唆されたと報告した。結果は、JAMA Network Open誌電子版に2018年9月14日に掲載された。

 これまでにも、オメガ-3PUFAが、不安や抑うつなどの予防や治療に有効な可能性を報告した研究は多数ある。しかし、動物実験やレトロスペクティブな観察研究が多く、プロスペクティブな臨床研究はサンプルサイズが小さかった。そこで著者らは、オメガ-3PUFAの不安症状軽減効果を調べた研究を対象に、系統的レビューとメタアナリシスを行うことにした。

 PubMed、Embase、ProQuest、ScienceDirect、コクランライブラリ、ClinicalKey、Web of Science、ClinicalTrials.govに2018年3月4日までに登録された論文の中から、オメガ-3PUFAまたはコントロールに割り付けて、抗不安作用を評価した臨床試験を選び出した。試験期間の長さ、診断名、EPAとDHAの比率な

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