カナダAlberta大学のShanmugappiriya Sivarajah氏らは、口腔咽頭扁平上皮癌と診断された患者に対して、最初の治療から1年以内に行われたPET/CT検査による残存病変/再発病変の検出精度を評価したところ、手術を受けた患者に比べ化学放射線療法を受けた患者では、偽陽性例が多く精度が低かったと報告した。結果は、JAMA Otolaryngol Head Neck Surg誌電子版に2018年9月13日に掲載された。

 頭頸部腫瘍の局所再発または遠隔転移の発生率は高い。それらの9割は最初の治療後2年以内に生じるため、生存率を向上させるには治療後のサーベイランスを適切に行うことが重要だ。しかし、当初の治療からどのくらいの期間と頻度で検査を行うべきかは明らかではない。そこで著者らは、口腔咽頭扁平上皮癌の初期治療後の患者のサーベイランスにFDG-PET/CT検査を用いた場合の検査特性を調べることにした。

 対象はAlberta Cancer Registryに登録されていた、生検で診断が確定した口腔咽頭扁平上皮癌の患者で、2006年10月1日から2016年11月30日までに治癒目的の治療を受けた17歳超の患者360人。このうち治療完了から1年以内にPET/CT検査を受けていた1

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