子宮内膜癌の早期発見戦略に、閉経後出血(PMB)を利用できるかどうかを検討した米国立癌研究所(NCI)のMegan A. Clarke氏らは、1977~2017年に発表された観察研究の系統的レビューとメタアナリシスを行い、子宮内膜癌と診断された女性の91%がPMBを経験しているが、PMBを経験した女性の中で子宮内膜癌を発症した割合は9%にすぎなかったと報告した。結果は、JAMA Intern Med誌電子版に2018年8月6日に掲載された。

 子宮内膜癌の大半は発見時には限局性で、5年生存率は約95%と高い。しかし、発見時にステージIVだった場合の5年生存率は16~45%に下がってしまう。そのため早期発見が望ましいが、現時点で推奨されている住民ベースのスクリーニング法はない。

 そこでスクリーニングの対象をハイリスクの女性に限定することが検討され、子宮内膜癌の女性に多く見られる症状のPMBを利用することが考えられた。しかし、PMBは必ずしも子宮内膜癌に特異的ではなく、良性疾患でも観察される。これまでの研究では、PMBを経験した患者の子宮内膜癌の有病率は3~25%とばらつきがあった。

 そこで著者らは、子宮内膜癌患者におけるPMBの有病率(PMBの子宮内膜癌検出における

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