局所麻酔で手術を受ける患者は、全身麻酔下で手術を受ける患者に比べ、強い不安を覚える可能性がある。米Northwestern大学のArianna F. Yanes氏らは、頭頸部の皮膚癌切除術を受ける患者を対象に、ストレスボールを握る、または第三者の女性が患者の片手を握る、といった低リスクかつ低コストな方法の不安軽減効果を調べるランダム化対照試験を行ったが、これらの方法の有効性を示すことはできなかった。詳細は、JAMA Dermatology誌電子版に2018年7月18日に掲載された。

 皮膚癌を含む皮膚の外科手術は局所麻酔で行われることが多いため、手術中も意識は覚醒しており不安を強く感じる可能性がある。これまでの研究では、局所麻酔下で白内障手術や経皮的椎体形成術を受ける患者の手を女性看護師が握っていると、不安が減少することが報告されている。また、低侵襲の血管手術を受ける患者が、ストレスボールを握ることにより気を散らすと、通常に比べ、術中の不安と疼痛が軽くなることを示した研究もあった。

 皮膚科領域の手術や皮膚癌切除術を受ける患者には、患者が選んだ音楽を流す、催眠療法を適用するといったさまざまなリラック

局所麻酔で手術を受ける患者の不安軽減を検討の画像

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