WHOは、生後6カ月までは母乳のみを与えることを推奨している。しかし、英London大学のMichael R. Perkin氏らは、離乳食の与え方と食物アレルギーの関係を調べるランダム化対照試験のEATのデータを利用して、生後3カ月以降に母乳と共に固形の離乳食を与え始めると、生後6カ月まで母乳だけの場合に比べ、一晩当たりの睡眠時間が長くなり、夜間に目覚める回数が減っていたと報告した。データは、JAMA Pediatrics誌電子版に2018年7月9日に掲載された。

 英国の母親を対象に2010年に行われた調査では、母乳栄養のみで6カ月間育てた母親は全体の1%程度しかいなかった。75%の母親は、生後5カ月になる前に離乳食を開始しており、多くがその理由として、母乳だけでは乳児が満足していないと感じたためと回答しており、26%は夜間に乳児が目覚めることが離乳食開始のきっかけの1つだったと回答していた。 

 そこで著者らは、住民ベースのランダム化対照試験Enquiring About Tolerance(EAT)のデータを利用して、早期の離乳食開始が乳児の睡眠に影響を及ぼすかどうかを明らかにしようと考えた。EATは2008年1月15日から2015年8月31日まで、イングランドとウェールズで実施され

早期の離乳食開始は乳児の睡眠を改善するの画像

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