米国Iowa大学のGuifeng Xu氏らは、米国のNational Health Interview Survey(NHIS)のデータを分析し、食物アレルギー、呼吸器アレルギー、皮膚アレルギーのある小児は、アレルギーではない小児に比べ自閉症スペクトラム障害(ASD)の有病率が高かったと報告した。結果はJAMA Network Open誌に2018年6月8日に掲載された。

 小児のASD患者の場合には、ASDではない小児に比べ消化器疾患が多いという報告はあったが、ASDと食物アレルギーの関係については、ほとんど検討されていなかった。そこで著者らは、米国の小児を対象として、食物アレルギーやその他のアレルギー性疾患とASDの関係を調べるために、1997〜2016年にNHISで収集された情報を利用して、住民ベースの横断的研究を実施した。

 NHISでは、毎年約3万5000世帯の家庭を抽出して、家族の健康状態についてインタビュー調査を行っている。小児の健康については通常は両親が回答している。3〜17歳までの小児のうち、過去1年間の食物アレルギー、呼吸器アレルギー、皮膚のアレルギーの有無について回答が得られていた小児を対象とした。ASDは、医師または他の医療専門職による診

自閉症スペクトラム障害とアレルギーの関係の画像

ログインして全文を読む