早産児に対するカフェイン投与が、急性腎障害(AKI)のリスクに及ぼす影響について検討するために、AWAKENスタディで得られたデータを二次解析した米Wisconsin大学Madison校のMatthew W. Harer氏らは、カフェイン投与が早産児の生後7日以内のAKIリスクを大きく下げること、AKIを発症した場合もカフェインを投与されると重症になる割合が低かったと報告した。結果は、JAMA Pediatrics誌電子版に2018年4月2日に掲載された。

 これまでに報告された研究で、新生児のAKI予防や腎機能の改善にメチルキサンチン誘導体が有用な可能性が示唆されているが、その1つであるクエン酸カフェインが新生児のAKIを予防するかどうかを検証したデータは不十分だった。そこで著者らは、AWAKENスタディのデータを用いて、カフェイン投与が早産新生児AKIの発症率を減らすという仮説を検証することにした。

 AWAKENスタディは、新生児AKIの発症率や危険因子を調べるために、NICUを持つ4カ国の24施設で2014年1月1日~3月31日に生まれた新生児が参加したレトロスペクティブなコホート研究だ。オリジナル研究では、治療が必要な先天性心疾患

早産児の急性腎障害リスクがカフェインで低下の画像

ログインして全文を読む