加齢は過剰な昼間の眠気(EDS)と関係しており、昼間の眠気は認知機能の低下との関連が知られている。米国Mayo ClinicのDiego Z. Carvalho氏らは、脳の特定部位へのアミロイドβ(Aβ)の沈着の進行と、高齢者のEDSに相関があったと報告した。結果は、JAMA Neurology誌電子版に2018年3月12日に掲載された。
睡眠が可溶性Aβの除去に関与すること、睡眠障害がAβの蓄積に関係することは示唆されている。そこで著者らは、高齢者のEDSは、脳の感受性の高い領域でAβ蓄積の脆弱性を進行させるという仮説を立て、検証することにした。
この研究では、住民ベースのコホート研究であるMayo Clinic Study of Agingを利用することにした。この研究は、ミネソタ州オルムステッド郡で参加者を募集し、加齢と記憶・思考・認知機能に影響を与える要因を様々な角度から調べることを目的としている。参加に同意した2900人のうち、今回は炭素の同位元素C11で標識したPittsburgh compound-Bを用いたPET検査(PiB-PET)を受けることに同意した2172人の中から参加者を選ぶことにした。この検査では脳内に蓄積したAβを検出できる。
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海外論文ピックアップ JAMA誌より
JAMA Neurology誌から
過剰な昼間の眠気とアミロイドβの蓄積が相関
PETで調べた沈着の進行を比較したコホート研究
2018/04/03
大西 淳子=医学ジャーナリスト
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