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JAMA Surgery誌から
腹部手術後のケアでせん妄リスクを減らす
見当識訓練、早期離床、口腔ケアと食事指導を組み合わせる

 腹部手術後の高齢者はせん妄を経験することが多い。せん妄は回復を遅らせ、入院期間延長をもたらし、医療費を上昇させる。国立台湾大学のCheryl Chia-Hui Chen氏らは、看護師がmodified Hospital Elder Life Program(mHELP)を実施すると、標準ケアに比べ、術後せん妄リスクが56%減少すると報告した。詳細は、JAMA Surgery誌電子版に2017年5月24日に掲載された。

 訓練を受けたmHELP看護師による介入は、見当識訓練、早期離床、口腔ケアと食事指導の3プロトコルからなる(表1)。著者らは、mHELPの適用が、腹部手術を受ける高齢者のせん妄発生率と入院期間に与える影響を明らかにするために、クラスターランダム化対照試験を行った。

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