
高齢者の足関節の不安定骨折に対する一般的な介入法は、観血的整復と固定だが、感染リスクを伴い、創合併症などが発生する可能性がある。英Oxford大学のKeith Willett氏らは、患者に新しい固定用具を用いたclosed contact casting(CCC)を適用した場合と手術による固定を行った場合の6カ月後の治療成績を比較するランダム化対照試験を実施した。その結果、両群の患者の成績に有意差はなく、CCCは治療の選択肢になると報告した。詳細は、JAMA誌2016年10月11日号に掲載された。