米国の大規模調査データの解析から、アトピー性疾患(湿疹、喘息、花粉症、食物アレルギー)が小児の貧血リスクを上昇させることが示唆された。これは米Northwestern 大学のKerry E. Drury氏らが、米疾病対策センター(CDC)の国民健康調査(NHIS)と米国国民健康栄養調査(NHANES)に登録されていた小児のデータを使って、アトピー性疾患と貧血のリスクを調べたもので、JAMA Pediatrics誌電子版に2015年11月30日に報告された。
海外論文ピックアップ JAMA誌より
JAMA Pediatrics誌から
アトピー性疾患は小児の貧血リスクを上昇させる
20万人以上のデータでオッズ比が有意に上昇
2015/12/16
大西 淳子=医学ジャーナリスト
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