慢性閉塞性肺疾患(COPD)を有する高齢者には、長時間作用性β刺激薬(LABA)を単独で用いるより、吸入ステロイド(ICS)を併用した方が、全死因死亡とCOPDによる入院リスクを低下できることが、住民ベースの後ろ向きコホート研究の結果として示された。カナダInstitute for Clinical Evaluative SciencesのAndrea S. Gershon氏らが、JAMA誌2014年9月17日号に報告した。
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JAMA誌から
高齢COPD患者にはLABA単剤より吸ステ併用を
単剤に比べ併用で死亡と入院リスクが有意に低下、コホート研究の結果
2014/10/08
大西淳子=医学ジャーナリスト
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