高齢の慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者では、長時間作用型吸入β刺激薬(LABA)や長時間作用型吸入抗コリン薬(LAMAA)の開始後数週間、心血管イベントリスクの有意な上昇が見られることが、後ろ向きコホート研究で明らかになった。カナダToronto大学のAndrea Gershon氏らの研究で、論文はJAMA Internal Medicine誌電子版に2013年5月20日に掲載された。
海外論文ピックアップ JAMA誌より
JAMA Intern Med誌から
LABA、LAMAの使用開始後に心血管イベントリスクが上昇
高齢COPD患者を対象としたネステッドケースコントロール研究の結果
2013/06/03
大西 淳子=医学ジャーナリスト
新規に会員登録する
会員登録すると、記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。