抗癌剤による副作用として生じる末梢神経障害を、セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)のデュロキセチン(商品名サインバルタ)が軽減する効果が、フェーズ3臨床試験で示された。米Michigan大学のEllen M. Lavoie Smith氏らが、JAMA誌2013年4月3日号に発表した。化学療法誘発性末梢神経障害に対する疼痛軽減効果を示したのは、同薬剤が初めて。
海外論文ピックアップ JAMA誌より
JAMA誌から
デュロキセチンが抗癌剤誘発性の末梢神経障害に効果
化学療法の副作用で生じる疼痛の軽減効果を初めて示す
2013/04/16
大西 淳子=医学ジャーナリスト
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