リネゾリドはメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)感染に対する最後の砦と見なされている。ところが、スペインComplutense大学のMiguel Sanchez Garcia氏らは、メチシリンとリネゾリドの両方に耐性を示す黄色ブドウ球菌(LRSA)のアウトブレイクを経験した。2008年に起きた、この世界初のアウトブレイクの詳細が、JAMA誌2010年6月10日号に報告された。
海外論文ピックアップ JAMA誌より
JAMA誌から
世界初、リネゾリド耐性MRSAのアウトブレイクの詳細が明らかに
2008年にスペインのICUで発生
2010/06/18
大西 淳子=医学ジャーナリスト
新規に会員登録する
会員登録すると、記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。