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学会トピック◎第65回日本糖尿病学会年次学術集会
2型糖尿病の薬物治療アルゴリズムを近く発表
エビデンスと我が国での処方実態踏まえ推奨を決定

日本糖尿病学会理事長の植木浩二郎氏

 第65回日本糖尿病学会年次学術集会(会期:5月12~14日、神戸市の会場とウェブ配信によるハイブリッド開催)で、同学会理事長の植木浩二郎氏(国立国際医療研究センター研究所糖尿病研究センター長)は、2型糖尿病患者を対象とした薬物治療アルゴリズムコンセンサスステートメントとして近く発表することを明らかにした。

 米国糖尿病学会(ADA)や欧州糖尿病学会(EASD)では以前から、2型糖尿病患者に対する薬物治療アルゴリズムを提唱している。一方、我が国では「個々の患者の病態に合わせて適切な薬剤を選択する」との方針に基づき、薬剤選択に関する一律的な推奨は行っていなかった。

 しかし近年、アテローム動脈硬化性心血管疾患や慢性腎臓病、心不全など糖尿病に合併しやすい疾患のリスク抑制が示された薬剤が増えたこともあり、我が国の状況に即した薬物治療アルゴリズムを求める声が高まっていた。それに応えるため、日本糖尿病学会ではコンセンサスステートメント策定に関する委員会を組織して議論を進めていた。

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