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4~5月の医療費、コロナ拡大前より依然低迷
5月の2020年同月比は10%以上のプラスも、2019年比は2%弱のマイナス

 厚生労働省は2021年9月22日に開かれた社会保障審議会・医療保険部会で、今年4月と5月の医療費の動向を公表した。前年同月比では10%以上のプラスとなったが、新型コロナウイルス感染症COVID-19)の流行前との比較となる前々年同月比では、依然として低迷していることが分かった。

 今年4月の医療費は前年同月比でプラス10.6%、5月は同プラス11.5%だった。ただ前々年同月と比べると、4月はプラス0.8%、5月はマイナス1.8%となった(図1)。休日数等を補正すると前々年同月比の減少率はさらに広がり、4月はマイナス1.9%、5月はマイナス2.5%に悪化した。前々年同月比で1日当たり医療費は伸びているものの、受診延べ日数が停滞しており、COVID-19の影響がまだ続いていることがうかがえた。

図1 2021年4~5月の医療費の動向
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(出典:第145回社会保障審議会・医療保険部会[2021年9月22日]資料)

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