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NEWS◎2020年の人口動態統計(確定数)が公表
コロナ禍でも死亡数は11年ぶりに減少
COVID-19による死亡数は3466人で熱中症の約2倍

 厚生労働省は、9月10日、2020年の人口動態統計(確定数)を公表した。同数字は今年6月に公表された人口動態統計の概数に修正を加えたもの。確定数においても、昨年の死亡数は137万2755人で、11年ぶりに減少していた(厚労省の令和2年(2020)人口動態統計(確定数)の概況)。ただし、今年は、死亡総数が急増する可能性も示唆されている。2021年の人口動態統計月報(概数)によると、今年4月までの死亡数は、過去2年に比べて増加している。

 死亡の減少数は全体で8338人となり、最も減少数が多かったのは肺炎(1万7068人減)で、脳血管疾患(3574人減)、心疾患(2118人減)、不慮の事故(1051人減)が続いた。一方、増加していたのは、老衰(1万577人増)、誤嚥性肺炎(2361人)、悪性新生物(1960人増)、腎不全(304人増)、アルツハイマー病(122人増)だった。

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による死亡数は3466人で、死亡総数に占める割合は0.3%だった。ちなみに熱中症による死亡数は1528人で、死亡総数に占める割合は0.1%。昨年は全世界的にCOVID-19の影響を多大に受けたが、日本におけるCOVID-19死亡数は熱中症によるものの2.27倍だった。

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