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学会トピック◎第81回米国糖尿病学会学術集会(ADA2021)
「1割の患者は肥満外科治療に匹敵する効果」
抗肥満薬として承認された高用量セマグルチドでシンポジウム

「1割の肥満外科治療に匹敵する効果が期待できる」と指摘した米国マサチューセッツ総合病院のLee Kaplan氏

 米食品医薬品局(FDA)が6月4日に抗肥満薬として承認したグルカゴン様ペプチド1(GLP-1)受容体作動薬セマグルチドの高用量注射製剤(商品名Wegovy)に関するシンポジウムが、6月25日~29日にオンライン上で行われた第81回米国糖尿病学会学術集会(ADA2021)で開催された。同シンポジウムでは、承認の根拠となった一連の第3a相試験であるSTEP試験の概要を演者が解説し、臨床的意義が議論された。

 我が国でもセマグルチドは、注射薬のオゼンピック(週1回皮下注射、常用量0.5mg/週)と経口薬のリベルサス(1日1回投与、常用量7mg/日)が、2型糖尿病を適応症として臨床使用されている。このほど抗肥満薬として米国で承認されたWegovyは、セマグルチド2.4mgの週1回皮下注射製剤。消化管の蠕動運動抑制や中枢神経を介した食欲抑制により、体重減少を促すと考えられている。

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